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SONYのmocopiでフルトラッキング
こんにちは、デジモットです。
今回紹介するのはこちら、SONYのmocopiです！
このmocopiがどのような使い道があるのがみて行きたいと思います。
mocopiとは？
mocopiは、SONYが開発したウェアラブルモーションキャプチャーシステムです。
腕、足、胴体に装着することで、ユーザーの動きをリアルタイムでデジタル空間に転送することができます。
これを使うことで、VTuberの配信やVRのフルトラッキングなどが手軽にすることができるようです。
センサーは6つあり、これを体につけて動き、3Dモデルのアバターを動かす物です。
囲碁の碁石みたいな形で、サイズは1つ約8g、直径約3.2cmとコンパクトです。
どうやって機能するの？
mocopiは、6つのセンサーを使用しています。これらは、ユーザーの手首、足首、胴体に装着し、その動きを精密に追跡します。専用のアプリを通じて、これらのデータはリアルタイムでキャプチャされ、アバターやデジタルキャラクターを動かすことができます。
mocopiが変える世界
- アニメーションとゲーム開発: mocopiは、アニメーターやゲームデベロッパーにとって、手軽に高品質なモーションキャプチャーを実現するツールです。これにより、制作コストの削減と制作プロセスの加速が期待できます。
- VR/AR体験: mocopiを使用することで、VRやARの世界でのユーザーの動きがより自然になり、没入感が増します。これは、メタバースの体験をよりリアルなものに変える可能性を秘めています。
- フィットネスとリハビリテーション: リアルタイムでのモーションキャプチャーは、フィットネスアプリやリハビリテーションプログラムにも応用が可能です。ユーザーの動きを正確に追跡し、フィードバックを提供することで、より効果的なトレーニングが可能になります。
mocopiには、それぞれ取り付ける場所が書かれています。
オレンジ色：HEAD「頭」
ピンク色：WRIST（ L・R）「手首」
水色：HIP「腰」
イエロー：ANKLE（L・R）「足首」
体に取り付けるためのバントも付属しています。
・HEADバンド（オレンジmocopi）
・WRISTバンド（ピンクmocopi）
・HIPバンド（水色mocopi）
・ANKLEバンド（イエローmocopi）
VRモード向けに「太もも用拡張バンド」が最近追加されました。
VRモードの場合は、VRのコントローラーが両腕のトラッキングの役割をしてくれますので、mocopiでの腕のトラッキングは必要ありません。
そのため、WRISTバンド（ピンクmocopi）を、太もも用拡張バンドに取り付けて太ももに取り付けることによって、足のトラッキングを強化してくれます。
mocopiのケースには、USB-Cがあり、ここからmocopiの充電をします。
mocopiの駆動時間は最大約10時間持ちます。（環境によって変わります）
充電時間は約1.5時間かかります。
使用方法
mocopi×6個の電源を入れます。
mocopi本体のグレー部分がボタンになっていますので、1秒ほど押すとランプが光り、電源がONになります。
そして、アプリを立ち上げます。
モーションキャプチャーを始めるをタップ
センサーの接続の時に、右上の３点をタップします。
高度な機能の有効化のチェックを入れます。
すると、トラッキングモードが選択できるようになります。
VRなどで使う場合はこの機能をオンにしておくといいと思います。
・デフォルト
・VR向け下半身優先
・PC VR（SlimeVR）
・上半身集中
とりあえずデフォルトモードを選択します。
スマホのアプリとmocopiの接続をします。
接続中はmocopiをケースに入れた状態が望ましいようです。
接続できたら「接続済み」と表示されます。
接続完了しましたら、mocopiをバンドに取り付けます。
写真のように、各バンドに合ったmocopiを取り付けます。
このように取り付けます。
写真は、左手にWRISTのLを取り付けています。
下記画像のように、体の各場所に取り付けます。
身長を設定します。
前を向き、基本姿勢「気をつけの姿勢」からアプリの音と振動の合図で一歩前に行き、基本姿勢で止まります。
再び音が鳴ると完了です。
この状態で、体を動かすと、スマホのアプリのアバターが動きます。
アバターもVRMファイルのデータがあれば、好きなものに変更ができます。
背景も好きな画像にしたり、ARにすることもできます。
最初、（下記画像の一番左）回転しかできませんが、右上の３点をタップします。
カメラを固定のチェックを入れます。
すると、水平垂直移動、拡大、奥行き移動、回転もできるようになります。
まとめ
SONYのmocopiは、私たちのデジタルとリアルの境界をさらに曖昧にする革新的なガジェットです。
この小さなデバイスが、アニメーション制作からVR体験まで、幅広い分野での応用が期待されますが
デジモットの主な使用方法は、デフォルトモードで接続し、背景をARで撮影してSNSに上げる。
もしくは、ClusterやVRChatで、VRでフルトラッキングする時に使用するのが今の所の使い方でしょうか？
また新しい使い方などあれば紹介したいと思います！
最後までごらんいただきありがとうございました！
