Unityアップデートが2022/7/18に行われました。
clusterのUnity対応バージョンはUnity2021.3.4f1です。
以前のUnity2019.4.22f1でアップロードしたワールドで不具合がでる場合があります。
目次
スマホやタブレットで見れるclusterはウェブサイトを見る感覚に近い手軽さ!
メタバースを作っても、ハイスペックPCや、MetaQuestなどVRゴーグルがないと見れないVRChatは、身近な人にはなかなかみてもらえません。
一方、clusterのワールドは、VRはもちろん、スマホやタブレットから、気軽にワールドを見てもらえます。Twitterなどで共有すれば、すぐに見てもらえます。
「この手軽さは、WEBサイト作ったから見て!」ぐらいの感覚に近いです。
clusterを気に入ってしまい、Unityでワールドを作ってみました。
下記にリンクを作ったので、良かったみていってください。
美園公園バーチャルワールド
このワールドは、和歌山市にある実在するとある公園「美園公園」を再現しました。
まだ制作途中ですが、とりあえずカタチになったので、アップロードしました。
宣伝はこれくらいにして、clusterにアップロードする方法を紹介したいと思います。
cluster(クラスター)のアカウントの作成する
アカウントの作成は簡単で、Twitter、Facebook、Google、Appleのアカウントが必要です。
メールアドレスでのアカウントの作成はできません。
Unityのダウンロードをする
ゲームエンジンのUnityのダウンロードをします。
Clusterのワールドをアップロードをするのに必要なバージョンは、Unity2021.3.4f1です。
追加モジュールは以下の4つをチェックしてインストールしました。
・Android Build Support
・iOS Build Support
・Mac Build Support (Mono)
・Windows Build SUpport(IL2CPP)
Cluster Creator Kitのインポート
Unity2021.3.4f1を立ち上げます。
Edit > Project Settingsを開きます。
Project Settings
Project Settings > Package Manager > Scoped Registriesに下記を追加します。
Name Cluster
URL https://registry.npmjs.com
Scope(s) mu.cluster
Saveをクリックします。
Package Manager
Window > Package Managerを開きます。
Unity Registry > My Registriesを開きます。
Cluster Creator Kitが表示されますので右下のInstallをクリックします。
上のメニューにclusterができているのが確認できます。
Edit > Project Settings > Playerを開きます。
Other Settings > RenderingのColor Space をLinearにします。
ワールドのアップロードの方法
上メニューのCluster > ワールドアップロード からアップロードする事ができます。
ワールドをアップロードするのに最低限必要な3つのもの
Spawn Point
プレイヤーが最初に出現するポイント
ワールドに入った時に最初に出現させたいポイントに設置します。
Hierarchyの+からCreate Emptyを追加します。
Create Emptyの名前をSpawnPointにします。
これを選択し、Add ComponentからSpawan Pointを追加します。
すると、緑色の球が現れます。
これはプレイヤーがワールドに入るときの場所です。赤い線がプレイヤーの向く方向です。
これを地面より上に移動させます。
Despawn Height
プレイヤーが落ちた時に、初期状態にもどる高さ
ワールド地面の下に設定します。
Hierarchyの+からCreate Emptyを追加します
Create Emptyの名前をDespawn Heightに変更します。
これを選択して、Add ComponentからDespawn Heightを追加します。
すると、黄色い四角が追加されました、これを地面の下に移動させます。
プレイヤーがこれにあたると、spownポイントにもどされるしくみです。
Collider
衝突するオブジェクト
ワールドの地面などに設定します。